レーザービーム【ほのB】
Laser Beam5‡特大サイズの愛情で‡
「意外と早かったな」
テーブルにいる真鶴さんがキッチンにいる僕に話しかけてきた。
「何がですか?」
たまごを混ぜながら僕は聞く。
「落ちる時間が」
ああ、そう言うことか。
「お前は昔から頑固だから相当時間がかかると思ったが、意外や意外」
ククッと喉で笑う真鶴さんに、訳がわからない僕。
昔から?
まるで、ずっと前に会っていたと言うような口調だ。
「そりゃ仕方ないか。
雫は中学生だったんだからな、10年以上昔の記憶なんて覚えてる訳あるまい」
中学生?
…………あっ。
思いあたることが、1つ。
テーブルにいる真鶴さんがキッチンにいる僕に話しかけてきた。
「何がですか?」
たまごを混ぜながら僕は聞く。
「落ちる時間が」
ああ、そう言うことか。
「お前は昔から頑固だから相当時間がかかると思ったが、意外や意外」
ククッと喉で笑う真鶴さんに、訳がわからない僕。
昔から?
まるで、ずっと前に会っていたと言うような口調だ。
「そりゃ仕方ないか。
雫は中学生だったんだからな、10年以上昔の記憶なんて覚えてる訳あるまい」
中学生?
…………あっ。
思いあたることが、1つ。