恋がみのる時
「おまえらもやっぱ後夜祭でちゃう系-??」
木下が問いかけてきた。
おまえらいうな、つか「系」の意味しってんのか!
「もちろ-ん!中学最後じゃん?」
恵の言った言葉に私はハッとした。
「そっか、今年が最後なんだ…文化祭も後夜祭も…」
なんか、寂しかった。
「まことは、今頃気づいたんかいな…」
「ん、俺も今頃気づいたよ?」
木下…あんたあたしの事馬鹿にしてない?
「まあ、この話は置いといて・・一輝君って兄弟とかいないの-??」
恵はまた、一輝の話題に切り替えた。
「あ、はい。姉と妹が…」
一輝は急な問いかけにも即答できる、すごい。
「そうなんだ~っ!あ、もしかして姉ちゃん今3年?」
恵は、一輝にどんどん質問してく。
そんなに聞きたいのか…
「そうですっ!」
「あの、香川麗の弟??」
香川麗??えっ、あの1組のはっちゃけな人じゃん!!
その、弟?確かに顔は似てるけど…
「まあ、俺らとはクラス違うけどな」
「木下先輩って2組ですよね?」
木下は、「うん」とうなづいた。
なんか自分話に入っていけない。なんて残酷な…
『片付けが終わったので後夜祭をします、
炎を中心に皆さんグランドへ集合してください。』
気がつけば時間が5時になっていた…
なんて早いんだろう。
「真琴、いこっか」
「うん、いこ」
「俺らは林待つから、後で行く」
「うん」
恵と木下の会話は彼カノのような感じ。
もう、付き合ってるようにしか見えないよ。
「まさかさ-あの香川麗の弟とは思わなかったよ」
「うん、あたしも思った」
「でも、一輝くんちょ-いい子だよ!真琴頑張って!」
恵の言葉は1つ1つあたしの心に入ってくる。
「うん!頑張ります♪」
グランドの中心には、大きな炎が。
なんか、キャンプファイヤーみたいな…
あたしは本当に一輝のことが好きなのか…
なんで、後輩と上手く話せないのか…
消極的がいけないのか…
こんな自分が情けなかった…
中学最後の、楽しい後夜祭も終わってしまった。
木下が問いかけてきた。
おまえらいうな、つか「系」の意味しってんのか!
「もちろ-ん!中学最後じゃん?」
恵の言った言葉に私はハッとした。
「そっか、今年が最後なんだ…文化祭も後夜祭も…」
なんか、寂しかった。
「まことは、今頃気づいたんかいな…」
「ん、俺も今頃気づいたよ?」
木下…あんたあたしの事馬鹿にしてない?
「まあ、この話は置いといて・・一輝君って兄弟とかいないの-??」
恵はまた、一輝の話題に切り替えた。
「あ、はい。姉と妹が…」
一輝は急な問いかけにも即答できる、すごい。
「そうなんだ~っ!あ、もしかして姉ちゃん今3年?」
恵は、一輝にどんどん質問してく。
そんなに聞きたいのか…
「そうですっ!」
「あの、香川麗の弟??」
香川麗??えっ、あの1組のはっちゃけな人じゃん!!
その、弟?確かに顔は似てるけど…
「まあ、俺らとはクラス違うけどな」
「木下先輩って2組ですよね?」
木下は、「うん」とうなづいた。
なんか自分話に入っていけない。なんて残酷な…
『片付けが終わったので後夜祭をします、
炎を中心に皆さんグランドへ集合してください。』
気がつけば時間が5時になっていた…
なんて早いんだろう。
「真琴、いこっか」
「うん、いこ」
「俺らは林待つから、後で行く」
「うん」
恵と木下の会話は彼カノのような感じ。
もう、付き合ってるようにしか見えないよ。
「まさかさ-あの香川麗の弟とは思わなかったよ」
「うん、あたしも思った」
「でも、一輝くんちょ-いい子だよ!真琴頑張って!」
恵の言葉は1つ1つあたしの心に入ってくる。
「うん!頑張ります♪」
グランドの中心には、大きな炎が。
なんか、キャンプファイヤーみたいな…
あたしは本当に一輝のことが好きなのか…
なんで、後輩と上手く話せないのか…
消極的がいけないのか…
こんな自分が情けなかった…
中学最後の、楽しい後夜祭も終わってしまった。