己龍の姐御

俺は、こいつが扉を蹴飛ばしたってのが何故か、信じられた。


自分でもわかんねー。


けど、こいつも俺らと同じなんじゃねーかって思った。


もし、本当に同じでも俺は、こいつのことを認めるまで仲良くなんてする気はない。


女に代わりはない。


中身をみねーとわかんねーし。




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