己龍の姐御

校長


男子生徒が教えてくれた通りに校内を歩いていくと、ちゃんと校長室にたどり着くことが出来た。



「失礼しまーす。」


「おぅ、入れー。」


かるいな、校長。


「に、してもなー。怜ちゃんは可愛いなー。」


とか、言って校長はあたしに抱きつこうとする。


「うるせー、黙れ」


あたしは、それを阻止する。





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