ウソつき悪魔
二年後…、仕方ないよね…。お兄ちゃんは普段は東京の大学に通ってるし…。

私はキュッと唇を噛んだ。

「ケーキも食べたし、紅茶でも飲むか!連も飲むだろ?」


「あっ、うん!」


「じゃあ少し待っててな。」


お兄ちゃんは私の頭を撫でてからキッチンへと向かった。


二年後……か、

今日が楽しみで仕方なかったのに何か嫌だな…。
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