Loving you
どうしたんだろう? 空太が珍しく焦っている。
私が幼稚園の頃、同じさくら組のしょうくんになかされて空太はしょうくんを
怒ってくれたんだけど、その後も私が泣きやまないときに焦ってた
ぐらいしか記憶がない。
「っはぁー…、ばかなつ。」
そう言って空太は息をはきだした。
「…ごめん。」
「まじあせったよ、なつ死んじゃうかと思った。」
「うん、ごめん。」
なんだこの雰囲気は! 空太が私を抱きしめている、困った顔を浮かべて。
そして私は、空太を見つめる、反省の顔をして。
数秒見つめ合う。み つ め あ う ?
えっ!? なんで見つめ合ってんの? この展開私にとってはまずくないかい?
まだ告白もしてないのに、ここでキスとかしちゃうの!? とか、焦る必要もなく
「なつ、見つめすぎだから。いくら俺の顔がかっこいいからってさー。」
「えっ?あっ、う、うん、ごめん。」
やばい、顔近い、最近勉強ばっかで空太と会ってなかったからかな。胸がすごくドキドキする。
「なつらしくねぇーな、俺、なつだったら、空太が俺かっこいいぜーなんていうのは100万年早いのよ!とかっていうと思ったのになぁ、やっぱ頭打ったか?」
そういってご丁寧に声まで真似してくれちゃって、笑いながら聞いてきたけど、どこか、心配げな声が混じってて
「頭打ってないよ、空太が受け止めてくれたし、ありがとう」
そう素直に言葉が出てきて、いつもじゃ空太にありがとうなんて言わないあたしを空太が見つめてきた。
なんでこんな見つめてくるの!?
気まずい! 何?! なんか変なこと言ったっけ!?
「よっこいっしょ。」
そんな声と共にリビングのドアが開かれた。
「あら、やだ、お邪魔だったかしら」
いや、そんなことない、むしろサンキュー、myママン!
「全然そんなことないですよ。それより手伝いますか?」
そう言ってママが重そうに持っていた洗濯カゴを空太が取ろうとした。
私が幼稚園の頃、同じさくら組のしょうくんになかされて空太はしょうくんを
怒ってくれたんだけど、その後も私が泣きやまないときに焦ってた
ぐらいしか記憶がない。
「っはぁー…、ばかなつ。」
そう言って空太は息をはきだした。
「…ごめん。」
「まじあせったよ、なつ死んじゃうかと思った。」
「うん、ごめん。」
なんだこの雰囲気は! 空太が私を抱きしめている、困った顔を浮かべて。
そして私は、空太を見つめる、反省の顔をして。
数秒見つめ合う。み つ め あ う ?
えっ!? なんで見つめ合ってんの? この展開私にとってはまずくないかい?
まだ告白もしてないのに、ここでキスとかしちゃうの!? とか、焦る必要もなく
「なつ、見つめすぎだから。いくら俺の顔がかっこいいからってさー。」
「えっ?あっ、う、うん、ごめん。」
やばい、顔近い、最近勉強ばっかで空太と会ってなかったからかな。胸がすごくドキドキする。
「なつらしくねぇーな、俺、なつだったら、空太が俺かっこいいぜーなんていうのは100万年早いのよ!とかっていうと思ったのになぁ、やっぱ頭打ったか?」
そういってご丁寧に声まで真似してくれちゃって、笑いながら聞いてきたけど、どこか、心配げな声が混じってて
「頭打ってないよ、空太が受け止めてくれたし、ありがとう」
そう素直に言葉が出てきて、いつもじゃ空太にありがとうなんて言わないあたしを空太が見つめてきた。
なんでこんな見つめてくるの!?
気まずい! 何?! なんか変なこと言ったっけ!?
「よっこいっしょ。」
そんな声と共にリビングのドアが開かれた。
「あら、やだ、お邪魔だったかしら」
いや、そんなことない、むしろサンキュー、myママン!
「全然そんなことないですよ。それより手伝いますか?」
そう言ってママが重そうに持っていた洗濯カゴを空太が取ろうとした。