方眼紙上の四人~四角形の一辺の長さ=俺らの距離~
「え?」
「ごめん!生徒会が急に入っていけなくなった」
「うん。わかった。じゃあ今日は先に帰るね?」
「ほんとごめんな。」
「いいよ。翔は気にしなくていいから」

そういって電話を切った。
ただでさえ押しつぶされそう。
あたしの中の未練に。
なぜ、まだあきらめられないの?

もう訳わかんないから・・・。

あなたのその腕で私の事を抱きしめてほしいの。


おねがいだから・・・。
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