水色の恋

「あーあ、紅、見慣れてないものを見るから、興奮しすぎて、倒れちゃったんだ」


倒れた紅之介を、ソファに寝かし。
とりあえず落ち着くことにした。



「いろはちゃん、そこ染みになってるよ」
白斗はおそらく、私の下をさしているのだろう。
ちなみにまだ水着を着ている。
痴女かっての…。
「なってない!
なってないよ!何で官能小説みたいな展開にしたがるの?意味分からないんだけど」

「いやぁ、こうやって発言すると、僕達の仲を勘違いしてくれるかなぁって…」

「誰が!?」

「見てる人とかさぁ」

「誰?見てる人って何?
メタな発言するのやめてよ」

時々、次元を越えたような発言をする白斗である。
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