夏コイ★1ヶ月の特別な時間
「………なんか、今日はごめん。」
「え?」
横を見ると、気まずそうにこっちをチラリと見た爽太くんと目が合った。
「せっかくの誕生日だったのに……」
あたしは黙って首を横にふった。
「さっきもいったようにホントに気にしてないの。
ここに来てからみんなには、色々なものをもらってばかりだから、逆にもらいすぎな気がしちゃうんだ……。」
「……そっか。」
そこから沈黙がしばらく続いた。
なんか、ドキドキしちゃうな……/////
気づかれないように横を見ると、ちょうど爽太くんと目が合ってしまった。
ドキ//////
どうしよ……あたし今、絶対顔赤い////
爽太くん気づいてるかな……
あたしがこうやって顔が赤くなってる理由……