夏コイ★1ヶ月の特別な時間
「爽太くん?」
「ふぇ!?////」
ボーッとしていた俺は夏海の声で我に返った。
夏海の顔が間近にあって、思わず変な声をだしてしまった。
「勝負、ついたみたい。」
「え?」
夏海の指差した先をみると、悔しがる祐一と、これでもかというくらい上機嫌の美希がいた。
「正義は必ず勝ーつっ!!」
「く…っ!!
ちくしょぉ……っ」
「あはははっ。」
楽しそうに笑う夏海に、俺も思わず口を緩める。
「夏海っ。休憩終了!!花火やろーぜっ」