夏コイ★1ヶ月の特別な時間
白い花
いつから爽太くんのことが好きなのかと聞かれると、昨日とも言えるし、今日ともいえる。
ただ、この気持ちを確信したのは、間違いなくあの誕生日会だったということ。
爽太くんの太陽のような笑顔が、あたしの気持ちに変化を起こした。
海のような心の広さであたしと話してくれた。
だからなんだと思う。
今日は爽太くんのサーフィンを見に来た。
でも実は黙ってきた。
好きって気づくと、今までできたことが恥ずかしくてできない……
堤防のところから覗くようにあたしは爽太くんを見る。
なんか……ストーカーみたい