夏コイ★1ヶ月の特別な時間
「なんだ。来てたなら声かけてくれればよかったのに」
あっさり見つかったあたしは、堤防に爽太くんと並んで腰を下ろす。
「いや……今来たばっかだったし。
声かけちゃ悪いかなーって……。」
目を色んなところにむけて明らかに挙動不審なあたし。
今日だけは早く逃げだしたい…っ。
いつの間に着替えたのか、白いシャツにジーンズ姿。
髪の毛からはまだ雫をポタポタとおとしている。
あれ……?
あたしの視線に気づいた爽太くんは自分の首に目を向ける。
「あぁ、これ。
実はけっこう気に入ってんだ。」
それはあたしがプレゼントしたネックレスだった。
ヤバい/////
すっごく嬉しい……//////