夏コイ★1ヶ月の特別な時間
コンコン
「はーい」
ノックされたドアを開けたのは和葉さんだった
「お待たせー
冷たい飲み物、持ってきたわよ」
「あ、ありがとうございます」
オレンジジュースが注がれたコップをあたしは受けとる
ひんやりとした感覚がコップを通して伝わってきた
コップを受け取って特に用はなくなった和葉さん
だけど一向に和葉さんが部屋を出ていく様子はない
「和葉さん?」
「ふふふ、2人がお似合いだなぁって思って♪
実は付き合ってたり?」
えっ?え……っ?
ちっ
「「違います!!//////」」
「あらあら、言うことも一緒だと余計あやしぃー
じゃ、あとは若い2人に任せるわ~」
ルンルンと小さな女の子のように部屋にでていく和葉さん
って、このあとあたしはどうすれば?
「…………//////」
「…………//////」
当然のごとく訪れる沈黙
どうしよ……なんか話さなくちゃ