夏コイ★1ヶ月の特別な時間



悲しみにくれた女。


彼にせめて気持ちを伝えていればよかった。と毎日後悔をした。




数日後


悲しみから立ち直れない女のもとに、一通の手紙が島人の手を渡って届けられた。



それは男からだった。






狐を供養してくれたことへの感謝がその手紙には綴られていた。





私のような人間になりたいとあなたがいってくれたことを忘れません。

あなたのような方にあえたことは狐からの恩返しなのかもしれない。


勝手な想像なのかも知れないが、狐が私とあなたを引き合わせてくれた気がするのだ。




もう長くはないことはわかっている。

だからこそ最後に2つ君に伝えたいことがある。










これからも狐の供養をして欲しい。



そしてそのときは必ず私のことを思い出してほしい。

あなたとの思い出をわたしの代わりに記憶していてほしい。










































あなたに会えてよかった。

初めて好きになった人があなたでよかった。






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