ヒトコエ。


「そんなにいうなら
あたしも予定入れる

雄吾、買い物付き合って」


雄吾は、まさか自分にくるとは
思っていなかったのか

多少驚きつつも、
「ん、いいよ」と少しそっけなく返事をした。


「はい、これでオッケ。

せっかくなんだし
楽しんでおいでよ」


そういうとりさは
小さい袋を鞄から取り出した。



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