何かが浮いてた。


目的地に着くと、嫌な奴にあった。
朝からこんなんじゃ、
今日1日ついてない気がする。


予想通り、手に持っていた物体は
ビンごと奴に取られた。

いつもこんな感じだ。

それなのに、周りはいつも笑って見てる。

「返せよ、ソレ」
言う間もなく、奴は走って逃げた。


何がしたいんだ、ホント。



ああいうのが居るから
この世界はダメになっちゃうんだ。
あんなのは消えちゃえばいいのに。
ってか一回ぐらい痛い目見てみろよ。

等という事を、
その場に突っ立って考えていた。

いつまでも突っ立ってるのは
人様の迷惑になるし、第一疲れるから、
とある一室に入る。

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