One night lover
私は、家から地下鉄に乗り会社へと行く。

全てにやる気がなく、会社の裏側から入っていつものようにスタッフルームに入り、スタンプを押す。
スタッフルームのドアを開けると
「おはようございます~」

と同期の酒井 蓮美から声かけられた。
蓮美とは、同期の為なのか直ぐ仲が良くなり今では、友達だ。

「あ、蓮美~おはよう」
「どうしたの?」

「う、ん…失恋した。」
「…マジで?」

悲しそうな顔で、蓮美が私を見る。

「まぁ、さ今すぐは無理かもだけど元気だしなよ!」
「うん、ありがとう」

私は、蓮美に励まされ空元気を出した。

「ヤバい、もうこんな時間だよ
真由美も、早く着替えて
来てね」

そう言うと、蓮美は先に店内へ入って行った。

私も着替えて、まだ腫ぼったい目を少し冷やして
軽い化粧をして店内へと入る。
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