One night lover
優サイド

俺は、車の中で昼寝をしていた。

昼休みの時間、唯一1人になれる時間。

いつもなら、会社の奴らと飯食いに行くんだが…

昨日の事が頭から離れなかった。

俺は、ポケットからストラップを取り出し眺める。

「ミユキちゃんか…」

あのうるうるとした瞳で、上目遣い…
ほのかに赤らめたほっぺ

あの顔は、マジやべーよ。
一目惚れとはこの事を言うのだろうか。

でも俺、メアドも携番も聞いてないんだよね。

また逢える確率低いよな…

どうしたもんかな。
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