One night lover
すると、携帯のバイブがなった。

画面には、母さんの名前。
俺は、取り敢えず出る事にした。
「もしもし…」
『もしもし優?元気かい?
そろそろ嫁さん見つけて…
あっ、そうだ忘れてたよ
アンタに良い話があるんだ』

「またかよ…俺は忙しいの!」

ウンザリする…やっぱり電話にでなきゃ良かった。

『そう言わないで、最後 まで良くお聞き!
可愛いんだよ!その娘。明日は、土曜日だろ?明日、アンタん家に母さん行くからね!
ちゃんと家にいないと承知しないからね!』

ガチャンツーツーツー…

は?
言いたい事だけ言って切りやがった
あンの、ババァ…

どうする?
って、今時見合いはねぇーだろ!

どうしたもんかな…。

あっ、そうだ!
行ってダメ元、あの公園に行けば逢えるかな…
ミユキちゃんに。
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