One night lover
1時間前。


私は、いつもの場所で私の恋人ケイクンを待っていた。

「ケイクン!」
「真由美!」

彼はいつものように私に駆け寄ってくれた。

「これからどうする?」
「ご飯、食べに行かないか?」
「うん、そうだね」
「じゃあ、決まり」

二人は、程なくしてレストランの前に着く。

彼が普段選ばない場所で、彼はいつもよりお洒落して…

二人はレストランの中へと入って行く。

「いらっしゃいませ」

キリッとした、制服を着たウェイターが私達を出迎える。

私は、もっと可愛い洋服を着てくれば良かったと後悔した。

彼が「予約した…」とウェイターに告げると

「予約された、織田圭一郎様ですね。
かしこまりました」

そして、ウェイターから予約席に案内された。

ウェイターが、私の席も 引いてくれた。

私が座るのを確認すると、ウェイターは
「こちらがメニューになっております
決まりましたら、およびください」

そう言って、奥に引っ込んだ。
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