One night lover
そんな風に盛り上がって、途中でコンビニに寄って好きなモノを手に取った時、一つしかなくて…

思わずお互いに笑ってしまった。

そして海に着き、砂浜に出てレジャーシートに座った。

「楽しいね!」と私が言うと、

「やっと笑ってくれたね」と…
優さんは急に真剣な顔をした。

私は、その顔にドキッとして徐々に胸が高まってくる。

小さい一人分のレジャーシートに…
二人が座っていて、自然と身体が密着する。

私の肩が、優さんの肩とふっついて
顔が触れそうなほど近くに…

私の胸のドキドキも、速く高鳴り今にも跳び出しそうな勢いだった。

すると、優さんの唇が開き


「お腹空いたね、ご飯食べよう」と言う。

私は、そう言われ我に返った。

「あっ///はい
そうですね…」

私は、慌てながらコンビニの袋をガサガサと音をたてる。

私は、袋の中からペットボトルのお茶を取り出し
蓋をあけて飲むと、少し落ち着いた。
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