One night lover
「散らかってるけど、どうぞ」って、照れ笑いの優さん。

部屋の中を見た私は、想像よりきちんとしてる人だと思った。

青いカーテンに、青いベッド

青い色で、統一された部屋は、微かな゛男の人゛を思わせるような感じがした。

私が、部屋の中を見回していると
「さぁ、座って」と、優さんから声かけられた。

畳の上に、青い色の丸いチェック柄の座布団に。

樹のテーブル。

私は、促されるまま座った。

すると、優さんはテレビを付けて、キッチンへと行く。

キッチンから麦茶とコップ持ってきて

私の目の前に置いた。

「どうぞ、のど渇いたろ?」
「ありがとう」
私は、受け取った。

私は、麦茶を一口、口に入れるとのどの渇きがなくなっていく。

すると少し落ち着いたみたい。

どうやら私は、少し緊張してたみたい。
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