永遠のルーレット
コツコツコツ…


階段を上がる蓮達。



4階に着いた蓮達は4階を覗いてみる。



蓮「やっぱり雅幸達いねぇなー。ドアノブに付箋が付いてるし」



光「じゃぁもう5階も手つけてるかもね。1回雅幸達に連絡取ってみる?」




蓮「そーだな、じゃぁ頼むよ」



光は軽く頷いて、ケータイを取り出した。そして雅幸に電話を掛けた。




光(あっもしもし?今5階にいる?)


光は一応小声で話す。



蓮は然り気無く辺りを見回した。



奥の方にも階段があるみたいだった。



ぐるっと一週出来るようになっているらしい。



すると、コツッコツッと奥の階段から足音が聞こえた…気がした。


蓮(さ…)


咲奈にも確認しようとしたが、咲奈もその音に気付いてたようだ。



どうやら、その音は空耳ではなかったみたいだ。



< 20 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop