永遠のルーレット
すると光も、気付いたかのように叫んだ。



光「おまえら、何やってんだ早く走れ!!!!」


雅幸達はすぐ近くまで来ているのに、何がなんだか分からないという顏をしていた。




コツッ



南がその音に気付いて、後ろを振り返った。



南「えっ…」



と、声を漏らし立ち止まってしまった。



雅「おい、どうし…」



雅幸もとうとう後ろを振り返ってしまった…


後ろには黒いものが立っていた。
左には懐中電灯、そして右にはナイフを構えて立っていた。




雅「!」



雅幸は直ぐ様南の手を引っ張り、蓮達の方に走り出した。



しかし、黒いものは追いかけてこない。



蓮達は不思議に思った瞬間、ポンッと音が聞こえた。



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