永遠のルーレット
雅「あれ?みんな帰った?」



遊びに夢中になり、騒いでいたので周りのみんなが帰ったことに気付かなかった。



光「ところで、見せたいものって何?」



光の視線が蓮の方に向いた。



蓮「あぁ〜、そうだった!これなんだけど」



そう言って、机の上に出した。



他のみんなから見ると、なんの変哲もない、ただのルーレットにしか見えなかった。



光「これがどうしたの?」



南「普通のルーレットじゃない?」



咲「可愛い形だね!」



雅「このルーレットに何かあんの?」


みんな口々にそんな感想を言ったが、雅幸だけはルーレットに何かあると気付いた様な口ぶりだった。



蓮「それがさ、これウチの家宝なんだよ。なんか箱に入ってて封印されてたんだよ。ただのルーレットなら、封印までしないだろ?」



その説明に納得したように、みんなが頷いた。



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