永遠のルーレット
雅「やっぱり何かあるんだな。なんの変哲もない普通のルーレットだったら蓮が持ってくるわけないもんな。」



蓮「流石、雅幸!よく気付いた!雅幸の言う通り、なんかあると睨んだわけさ!」



南「で、どうすんの?」



南が早くと言わんばかりに聞いた。



蓮「あっでさ、このルーレット回してみない?」



それは、本当に言ってるのかと蓮の方に視線が向けられる。



咲「それは、本当?だって封印されてたってことは危ないんじゃない?」



咲奈の言う通り、これは封印されていて危険な物かもしれない。



蓮「俺がただ見せるためだけに持ってきたって言うの?それじゃ、面白くないじゃん?」



蓮がそういうと、みんな黙り込んでしまった。



回してみたいという好奇心と危険な物かもしれないという恐怖心がみんなの心の中を泳いでいるようだ。



そして、俺はついにルーレットに手を掛けてしまった。



好奇心にはやはり勝てなかった…



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