学園お姫様


教室につくと心臓がバックバックなっていた。

(大丈夫大丈夫私はこの学園でもついていける!)

自分に暗示を唱えながら校長先生をちらっとみると校長先生は微笑み返してくれる。

その時──


『あら?貴方が転入生の…保志織姫さん?』

後ろから声がした。


慌てて振り返ると
若くてキレイ系の人が立っていた。



『ぉお。相葉先生。こちら保志さんの担任の相葉蒼空(アイバソラ)先生。保志さん挨拶を。』


校長先生に言われハッとなる。

『あ…保志織姫です!よろしくお願いします!』

'相葉先生'
はふっと笑うと笑顔で返してくれた。


『ええ、よろしくね。保志さん』


『はい…!!』


き…綺麗…っ

いや綺麗すぎるこの先生!!


校長先生まで見とれてるし…




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