学園お姫様

黒い影



織人side



'坂本龍一事件'
から1ヶ月が過ぎた頃。

僕達のクラスには平和が戻っていた。



『陽希ぃ~暑いねえ』

『うん…』


季節が過ぎるのは早い事で
もう夏!!!


夏といえば…海にかき氷にスイカ♪

みんなにはガキだな~って言われるけど姉さんは分かってくれるからいいんだ♪


なんてその考えも子供かな…?


『なあ…陽希はさ夏と言ったらなんだと思う?』


『…………』


『お~い?陽希?』


『え!?あー夏ねー花火とかー』


『花火もあったか~♪』


(なんか陽希この頃元気ないなー)

なんかあったのか~?


『陽希最近どうしたのぉ?元気ないけど…』


『いや何でも…』


『まさか'恋'とか?』

ニヤリと企んだ顔でいうと陽希は少し慌てたようだった


『はあ?!な…なにいってんだか~あ…ありえないし…』


いやかなりか。



でもこの様子だと居そうだな~

好きな人。


後で姉さんにも言ってみるか♪






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