学園お姫様


『もう行くねぇ♪キミも早くいかなきゃ遅刻するよ?じゃね~!』

『え!!あ…ありがとうございました!』


可愛い子ちゃんが去った後私は魂が抜けたようにしばらくそこを動けなかった。


それからしばらくすると私は校長室へ行く事にした。

お母さんに校長室に先行きなさいと頼まれていたのだ。


──校長室


そう書かれたプレートを見ると私は盛大なため息をついた。

(はあ…ココでやっていけるかな…?)


今更ながら不安がぎゅっと押し寄せられる。



──その時

ガチャリ


ドアが開き中から中年のおじさんがでてきた。








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