学園お姫様
『ぉお…そうか。そうか。じゃ早速案内しようじゃないか。』
やっとクラスにいけるのかー…
何か不安になってきた~。
私が緊張した気持ちでいると校長先生はふっと笑い
『大丈夫じゃよ。みんないい子ばっかだからのう』
と優しい目で言った。
(優しい目……。何かお爺ちゃんみたい。)
『じゃあ行くとするかのう。』
『…はい…!』
俯き加減で返事をすると
校長先生は優しい目をしたまま私の手をひき校長室をあとにした。