【短編】ここにいるよ
 


何をしているのかわからない私は、
ただ祐樹の行動を見てるしかなかった。



祐樹は、
ケーキに1本のローソクを立てて火をつけると


「誕生日おめでとう」



と言った。




『今日は…私の誕生日…?』


いつも祐樹の事ばかり考えていて、
私は自分の誕生日を忘れていたのだ。
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