不良少女と大人の恋



翌日学校にいった


うちはあんま仲良い人がいない



唯一いるのが幼なじみの
しーちやんと昨日喧嘩した沙織だけ



「しーちやんっおはよ!」


「…おはよ」



しーちやんが挨拶を素っ気なく返すと
すぐに沙織たちのとこにいってしまった



「なんか声かけられたんだけど~!」



うちに聞こえるようにしーちやんがゆう



「泥棒と関わんないほうがいいよ!
金とか盗まれるから!」


沙織がみんなにゆった




わざわざ大声でゆあなくてもよくね?




みんなの視線が痛い



なんで誰も話しかけてくんないの?



やだ、。



うちは一人…?



怖い――…





耐えきれなくなりトイレに走った




「うっ…ぐ…」



声を殺して泣いた




うちは本当に一人になった


しーちやん、うちら喧嘩もなにも
してないよね?


昨日まで普通だったよね?




ねえ、なんで…?







一回流れた涙はなかなか収まらない





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