不良少女と大人の恋





しばらく泣いていると
朝のチャイムが鳴り響く



どうしよう、

こんな顔じゃいけないよ!




――――家に帰りたい。




うちは気づかれないように
階段を降りて外にでようとした



玄関までつくと


「あら、どうしたの?」



げっ保健の先生!



「泣いてるの?
………保健室いこっ?ね?」



誰も信用しない――…


うちは誰にも頼らない!!



「帰ります!!」



そうゆって上履きのまま走って
外に飛び出した






はあ…はあ…



結構走ったな…



うちは近くの公園のベンチに座った



寒いなあ…



冬だもんね、



このまま寝たら凍死するかな?



楽に死ねるかな?













ねえ、うちって生きてる価値ある?













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