不良少女と大人の恋

2.出会い




―――――…


あれから3年


うちは今日から中学3年生



…のはず








「ちかっお待たせ!」


「りほおそ~い!」



平日にも関わらず
遊びほうけるのが日課になってる



うちは中学に入って変わった



小学生んときは
人のこと信じれなくなり
2年間誰とも口を聞かなかった



先生だってなんもしてくれない


親だっていじめをゆっても
学校いけ学校いけゆって
辛い2年間を過ごしていた



中1になって新しい友達ができて
そっから荒れたんだ



初めて"不良"て言葉を覚えた





授業中音楽きいたり
ケータイいじったり
授業サボってタバコすったり
髪も染めたり
万引きしたり
喧嘩とかして何回も
まっぽに世話になった


とくに中2んときは
髪とか散々注意されたり
警察沙汰多くて
ちやんと学校行ったのは
3回くらいかな?



いろんな男んち泊まったり
らぶほ行ったりで
全然家に帰ってない




あの頃の地味な自分なんて知らない




今のうちがうちなんだ











「今日どの男んちいこっか~」



この子は他中の子


中村里歩(ナカムラリホ)


同中にはうちみたいな
学校いってない奴いないし
みんなしゃしゃだし
つまんないから絡んでない



里歩といるのが一番落ち着くんだ~







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