教会で永遠の誓いを~悪魔の教会~
「あ、姶良ちゃん翔君といたよね?
しかも家上がってたし!
仲いいの?」


いるんだよねーこういう無神経な子。


「え?あ・・・まぁね。」


姶良はキマズそうに答えた。


「え?何々、お前って翔と付き合ってんの?!
でも翔は・・・」


今更こっちに気を遣うんじゃねえよ!!!!


「あ、うわさをすれば・・・」


翔君!


「姶良いる?」


姶良・・・ってよんでるんだ。


「え・・・・」


姶良はこっちに気を遣いながら向かった。
私は・・・一緒にどこかへいく2人を見たくなかったけど・・・
どうしても体が動かなかった。
すると・・・


「こうだと見えないんじゃない?有紗ちゃん?」


「琢磨君・・・」


琢磨君は見えないように目隠しをしてくれた。


「もう見えないよ?」


「ありがと・・・」


「ん?何が?」


「べっつに~?琢磨君って優しいね~」


「僕は優しくなんかないよ・・・」


えっ?何で・・・一瞬・・・黒いなんかが琢磨君の後ろに見えたけど・・・


「有紗ちゃん、どうかした?」


気のせいだよね。
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