異常女2-リターンズ-
Tami's side
―ガシャン!
「君島さん!大丈夫?」
町田というあたしと同い年くらいの女性の同僚が皿を割ったあたしの元へやって来た。
「大丈夫。心配かけてごめんなさい、皿を割ってしまっただけなのよ」
「そっか、手伝おうか?あと君島さんさっきから顔色が悪いわよ?少し休みなよ」
「そう?ならそうさせていただくわ。ごめんなさいね」
いえいえ気にしないでと町田さんはあたしの割った皿を片付け、ホールの方へ戻った。
なんか嫌な予感がする。
あたしはケータイを開き、GPSを見た。