いぢわる兄は同級生
「な、なにそれ‥‥っ///」
水樹がリビングから去った後も、あたしは赤くなったままその場に立ち尽くす。
あ、あたしのアイス奪っておいて‥‥しまいにはバカって‥‥‥。
し、しかも‥‥あんなの間接キスじゃんか‥‥‥っ!
「あわわわわっ‥‥‥////」
自分で考えておいて、さらに熱くなるあたしの体温。
それに‥‥久しぶりに見た水樹のいぢわるな笑顔は相変わらずで‥‥‥。
不覚にもドキッとしたしてしまった自分に‥‥‥やっぱりまだ水樹のことが好きだということを改めて感じる。
あんなの‥‥‥反則だよ‥‥。