偶然の出会いが運命を変える日。
どうしよう・・・


慌てて来ちゃったけど、まだ3時。


なんか買い物しようかなあ・・・


とりあえず109に入った。やっぱり、一人で行くのは初めてだし、ちょっと怖い。


すると、私の前の人が彼と同じ柄のギターケース?みたいのを持ってるのに気づいた。


「あの・・・」


「・・・えっ、あたし?」


「はい・・・。その楽器、バンドやってるんですか?」


唐突な質問に彼女も困っているようだった。


「う・・・ん、やってるけど。あっ、もしかして今日ライブ来るかんじ?」


「あっ、はい」


「そっかそっか、ありがとね♪あたしは、ベースやってるユキ」


「わ、私は奈緒です。。。」


「何年生?大学どこ?」


「あっ、まだ高2です」


「まじでー?大人っぽく見えるねー!!でもタメでいいから♪

 うちのバンドはみんな大学生だし、なんか年下って新鮮ー!!」


「そーなんですかー♪」


「だーから、タメでいいってばww」


「あっ、ごめん。そういえば、他のバンドのメンバーで、男の人いる?」


「うん・・・てか、奈緒ちゃんどーしてバンドのマーク知ってんのに、うちらの
 
 バンドのメンバー知らないの??」

「えっと・・・話すと長くて・・・」


「じゃあ、今から一緒に舞台裏、、、来る?」
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