失恋保険〜あなたが私に教えてくれたこと〜
あたしは部屋に戻った
「ははっ
何でこんな泣いてんだろ
強くなるって決めたのに……
こんなの耐えるって決めたのに……
もう泣かないって決めたのに……
あたしは1人で生きていくって決めたのに……
なんで涙は止まらないの?なんで涙は枯れないの?
……ウッ……ウッ……」
あたしは1人泣き続けた
―――――――
気付いて窓を見たらもう太陽は一番高いところを越えもうそろそろ居なくなるところだった
「あたし……こんなにぼーっとしてたんだ……
昼も食べてないし……
まぁいいか
お腹空かないから」
手元にあった携帯をみた
「108件!?
嘘!?」
見てみるとすべて美紅と朝陽からだった……
連絡するの………忘れてた
まぁいいか美紅に電話すれば………
でも来るとか言ったらどうしよ
風邪引いたことにするか……
本当に頭は痛いし……