失恋保険〜あなたが私に教えてくれたこと〜
「あ、そうだったんだ
ならいいけど………
朝陽、茉鈴のことすごーく心配してたよ
何でか分かる??」
美紅がニヤリと笑った
んー……
「………やっぱり幼なじみとしてでしょ?
なんというかご近所様だし……」
すると美紅の大きな目が一層大きくなった
「ちょっと茉鈴
それ本気で言ってる?」
「いや……本気も何もそれしかないでしょ
朝陽はいつでも優しいし……
それに朝陽ってあたしたち以外の女子にだって優しいじゃん?
だからそれの一部みたいなもんでしょ?」
「はぁー……
こりゃダメだわ
朝陽が可哀想………
茉鈴は鈍感だから苦労するわね
お気の毒に(笑)」
?
ま、いいや