ハッピーエンド
「仲埜さん、あなたは息子を検死した。そして血液検査をしてその分析表を警察に提出した。アルコールがたっぷり入った結果を」

「事実だから仕方ない」

「息子の血液型はA型だった」

「そうでしたか?そこまでは覚えていませんね。警察に提出した物に私がそう書いてあるんならA型なんでしょう」

「息子は本当はB型ですよ?そんな間違える事あります?」

突然仲埜が立ち上がった。

「そ、そんな筈は無い!確かにA型だった。かけつけたあんたの家のメイド達に聞いたら、坊ちゃんはA型だと全員言ってだぞ」

「ふーん、そうですか」





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