ハッピーエンド
「な・・・何がどうなっているんだ?」

「ふふふっ、知りたい?」

凍りつくような美しい笑顔だった。
これほどの美少女が今までいただろうか?男2人の目は麻里に釘付けになった。

「私は貧乏でね、司と付き合ってても生活する為にはバイトしなくちゃいけなかったのよ」

「バイト?」

「私の体は高くつくわよ。みんな10万は出すわ。それがいけない事だとも思わないし、男に抱かれるのは嫌いじゃないしね・・・でも失敗しちゃってさ。子供が出来たの。それが司にばれちゃってね」

肩をすくめるポーズで麻里は再び笑った。



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