恋*予報~きっと、あなたに恋をする~
「あっ!うんうん‥食べたいな!」
いけない、また考え事しちゃってた。
「色々あるねー」
「全部おいしそうー」
「んー‥やっぱり、チョコパフェかなぁ」
ケーキと迷ったけど、夏だし冷たいのがいいよね!
「わかった!
すみませーん!」
大塚くん、わたしに背を向けてすぐ店員さんを呼んでる。
メニューを閉じ、お水を飲む。
―!
なんとなく視線を感じる。
目線を移すと‥
あ、店長さん?
さっきと同じところに立っている。
やっぱり、ばれちゃったかな?
お礼言いにいったほうがいいよね?
大塚くんにバレないように行けるかな?
ぐるぐる頭の中で考える中、大塚くんが、チョコパフェを注文してくれてる。
まだ視線を感じ、そっちを見ると、
店長さんの横に、もう一人―。
心臓がドキンとはねる。