恋*予報~きっと、あなたに恋をする~
一生懸命なわたしを見て、ふっと吹き出す瞬さん。
はいはい、と頭をぽんとされて、
また頬が赤くなったのを誤魔化すように、
「あ!そうだ!これ‥」
ぱたぱた手で顔を仰いでから、
「これ‥パーカー、ありがとうございました!」
「あぁ!」
「遅くなってしまって、すみません‥」
「いや、別に。行こ」
そっけなくパーカーを受けとる瞬さんを見て、胸の奥がちくんとした。
やっぱり、怒ってるのかな‥?