恋*予報~きっと、あなたに恋をする~
え?
わたしを、探してくれた‥?
「わ、わたしのこと覚えてくれてたんですか?」
「当たり前だろ!」
間髪いれずに、先輩が言ってくれる。
どうしよう。
すごく、嬉しい‥!
あの頃は全然勇気がなくて言えなかったけど、
今なら、言えるかも。
好き!
までは言えないかもだけど、
せめて、
会いたかったです!ぐらいは言えるかも。。
「せ、先輩!あの、わたし‥」
「お!来た来た!」
わたしの言葉を遮る先輩の言葉に顔をあげると、
先輩の視線の先に女のひと。