*先生とあたしの物語*完



再び唇が離れたときにはあたしはすっかり息が上がっていて……


そんなあたしを見て、先生はなんだか満足そうで……ちょっとだけ腹が立った





だけど、すぐに真剣な顔になって、

先生があたしに言った



「今まで、苦しんで来た奈央をこれからはずっと俺が隣にいて支える。

ねぇ、奈央、

俺と付き合って?」




その言葉がやっぱり
嬉しくて嬉しくて、涙が溢れる





「…せん…せっ、あたしなんかで、…-っいいの?」






「うん、お前がいい」






「-っ…うん、」





ありがとう、……先生





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