*先生とあたしの物語*完


『…っなに
ひとりでぶつぶつ言ってんだよ。

怒ってないよ

てか、こんな些細なことで
怒る小さな男だと思われるんは
正直ムカつくな。


まぁそれはそうと…

本当によくやったなっ』



ポンポンっと
先生があたしの頭を叩く


顔を上げて先生を見たら

先生の眩し過ぎる笑顔が
目の前に輝いていた




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