自己中彼氏
あれだとか
これだとか、
なかなか決まんないけど、それも楽しい。
まだ、急がなくていいしね。
だって、まだ高校生。
結婚なんて早い。
相手の親にも挨拶しに行かなくちゃいけない。
「由香?聞いてる??」
「あっ、うん」
春人はさっきからあたしに話しかけていたらしい。
「これとか、どう??」
春人が指さしたのは、
銀色のリングに、1つの宝石が輝いているものだった。
「きれぇい」
ガラスのケースに入っているそれは、
眩しいほどに輝いていた。
シンプルだけど、
すっごく綺麗……
これだとか、
なかなか決まんないけど、それも楽しい。
まだ、急がなくていいしね。
だって、まだ高校生。
結婚なんて早い。
相手の親にも挨拶しに行かなくちゃいけない。
「由香?聞いてる??」
「あっ、うん」
春人はさっきからあたしに話しかけていたらしい。
「これとか、どう??」
春人が指さしたのは、
銀色のリングに、1つの宝石が輝いているものだった。
「きれぇい」
ガラスのケースに入っているそれは、
眩しいほどに輝いていた。
シンプルだけど、
すっごく綺麗……