自己中彼氏
―春人side―
控え室のドアを開けると、純白の輝くドレスに、身を包む由香がいた。
そんな由香を見た瞬間、言葉が出なくなってしまった。
やっと出た言葉は
「由香。綺麗だよ」
だった。
すごく単純で、ありふれている言葉だけど、由香は頬を赤く染めたんだ。
それがすごく可愛くて、ありのままの気持ちを伝えた。
「可愛い」
「春人も、すごく似合ってる」
そう言われると、恥ずかしくって、きっと自分も頬が赤いことがわかった。
「ありがと」
そう伝えたんだ。
色んな意味を込めた、『ありがとう』。
今まで、一緒にいてくれてありがとう。
これからも一緒にいてくれてありがとう。
こんな僕を好きになってくれてありがとう。
溢れそうな感情を、『ありがとう』にまとめた。
控え室のドアを開けると、純白の輝くドレスに、身を包む由香がいた。
そんな由香を見た瞬間、言葉が出なくなってしまった。
やっと出た言葉は
「由香。綺麗だよ」
だった。
すごく単純で、ありふれている言葉だけど、由香は頬を赤く染めたんだ。
それがすごく可愛くて、ありのままの気持ちを伝えた。
「可愛い」
「春人も、すごく似合ってる」
そう言われると、恥ずかしくって、きっと自分も頬が赤いことがわかった。
「ありがと」
そう伝えたんだ。
色んな意味を込めた、『ありがとう』。
今まで、一緒にいてくれてありがとう。
これからも一緒にいてくれてありがとう。
こんな僕を好きになってくれてありがとう。
溢れそうな感情を、『ありがとう』にまとめた。