自己中彼氏
ん……。







ここは……どこ??





目を開けたら天井にぶらさがる
蛍光灯が目に入った。







「由香!」




「真美……」



「よかったぁ……」




「私……生きてる……」






生きてたんだ……。


よかった。




「もうっ!心配したんだからっ!!」




「真美、ごめんね……」






真美は私の手を握って、
泣いてくれた。

ごめんね。
心配かけて、ごめんね。





「おいっ!早く入れよっ!!」




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